「Re:CREATORS」観ました [アニメと思い]
「Re:CREATORS」22話、やっと見終えた
なかなかに見応えのある作品だった
アニメやゲーム等の被創造物(人物)が多数現実化してくる
中心人物であるアルタイルは、シマザキセツナという女性の創造物だが
他の物語の登場人物をベースにした二次創作物であるといいうややこしい設定
シマザキセツナを自殺に追い込んだ現実世界をうらみ、世界を改変し大崩潰へと導こうとする
それに対し、現実世界は守るべきモノだとして対抗するメテオラやセレジアたち
12話までの前半は各キャラクタやその立ち位置を説明し、なぜこんなことが起こったのか
を細かく描いていく
ストーリーの起伏も大きく、激しい戦闘シーンもあるので、視聴者を飽きさせないし
なかなかに細かく深く各キャラクタを描いている
さすがに架空の被造物なので、各キャラは結構ぶっ飛んでいるので面白い
13話は前半まとめだが、時間稼ぎでは無く、複雑なストーリーやキャラクタを
分かりやすく説明してくれるので、見逃せない、
14話以降は、作戦「エリミネーション・チャンバー・フェスティバル」
を開催してのメテオラ&政府連合陣とアルタイル陣の最後の決戦を描く
最後は、アルタイルの「世界大崩潰計画」をなんとか防ぎきるのだが
(ルックス的に)メインヒロインのアリステリアやセレジアは消滅
作者の高良田概や松原崇が涙を流すシーンが泣ける
この物語は、よく言われる
「作者はキャラクタを生むが、ストーリーを作るのはキャラクタ本人だ」
を一つのテーマにしている
「Re:CREATORS」というタイトルも、「物語を作り直す人」
「再びクリエーターになる」みたいな意味なのか・・・
何と言っても気に入ったのは澤野弘之の音楽
前半のOP曲「gravityWall」が素晴らしい
アマプラで観ていたが、毎回OPソングは飛ばさず全て聞いた
澤野独特のイントロが始まると、グッと雰囲気が乗って来る
サビになるともう雰囲気は最高!、これで終わってもええ(?)と思ってしまう
後半のOP曲「sh0ut」も同じように素晴らしい
イントロは地味だが、サビは「gravityWall」に負けずに盛り上がる
前作「アルドノア・ゼロ」と同様に、日本アニメの金字塔として
後世に伝えたい作品
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