AV Watchの記事
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AVウォッチの記事
を見ていて、錯視「リバースパースペクティブ」に関する
面白い画像があったのでやってみた
IMG_9720.mp4
虎の紙人形を撮った画像だが
角度を変えても顔がずっとカメラを追うように見える
 
でも、虎の人形は本当は顔が凹んだ形
これを単眼カメラの動画で撮ると、虎の顔は出っ張っているものと判断して
脳が勝手に普通の虎の顔をイメージしてしまう
普通の立体の顔だと、カメラを横にずらすと虎の目が隠れてくるが
凹んだ顔なので、目がずっと写ってる
その映像を見て、虎は顔を回してカメラの方に向け続けている
と、脳が勝手に判断してそのような映像を認識させる
これが錯視の原理らしい
 
人間の「見ている」ってことは非常に曖昧なもの
目から入った信号を脳が処理して初めて見えることになる
網膜には盲点があるし、網膜上に血管が網のようにある
水晶体レンズの収差がゼロなはずないし、ガラス体には飛蚊症の元の
濁り等がいっぱいある
でも、脳はそんなものは無視して、無いことにして
きれいな映像を認識させる
ものすごい機能だと言えるし、いい加減な機能だとも言える
人間の体はオモロイもんですなぁ~
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