これぞ名盤 Vol.2 「Red Discs」

これぞ名盤だ！　すごくマイナーだけど・・・　シリーズです

さて、Vol.2は、今は無きダンスボーカルユニット、COLORのデビューアルバム「Red Discs」



COLORは、 當山奈央（1984年2月22日生）、 宮里真央（1983年4月19日生）
丹羽麻由美（1984年9月12日生）、 門田こむぎ（1983年4月27日生）の4人ユニット
大阪、京橋のキャレスというダンス＆ボーカルスクールの仲良し

キャレス出身者の現役というと、清水翔太、BRIGHTぐらいか（マイナーやね）
BRIGHTは同じく、幼なじみの女の子４人組ということで、COLORとは共通点多し
ま、はっきり言って、ルックス＆歌唱力の平均値はBRIGHTが上
でも、飛び抜けた才能がない
その点、COLORはメインボーカル當山奈央の飛びぬけた歌唱力が光っていた
ほとんど、當山奈央＆バックコーラスグループの様を呈していた

さて、デビューアルバム「Red Discs」は、2000年8月リリース
まだ、メンバーは16～17歳
2000年と言えば、あのSPEEDが解散した年
女の子ユニットが流行っていた頃であるが、R&Bテイスト
それも、かなりコテコテの味を前面に出していたのがCOLOR


1. DOUBLE OR NOTHING
2. Why?(ファンキー・ヴァージョン)
3. One and Only
4. Love Pains
5. イタイトキメキ
6. Save me
7. 赤いkiss
8. 恋より大事なものはない
9. 言わないでね(ハウス・ヴァージョン)
10. One and Only(アルバム・ヴァージョン)
11. DOUBLE OR NOTHING(ヒップ・ホップ・ミックス)(フィーチャリング・マイケル・チョイ)
12. Why?(ディスコ・ヴァージョン)

１０～１２はリミックスなので、全９曲というちょっと手抜きなアルバム
でも、韓国人プロデューサー、キムチャンファンの手腕はすばらしい
よくこんなコテコテR&Bオンパレードのアルバムを作って、メジャーリリースしたもんだ
しかも、女子高生グループで


1~4は、いきなりコテコテで、エレキベースがブンブンうなり、ファンキーなシンセが飛び回る
one and onlyはちょっと軽めで、一息入れるが、
次の曲は、スティービーのSuperstitionばりのイントロで始まるLove pains
これは名曲やね、16歳の女の子がよく歌ったもんだ

イタイトキメキは、唯一のスローな曲で、ほっとする。　當山奈央のクールな声がすばらしい
Save meのSaveは、助けるではなく、データをセーブするのセーブ
私をセーブしてと歌うファンキーな一曲
赤いkissもコテコテファンキー
恋より大事なものはない、と、言わないでね、は、ちょっとポップな曲
言わないでね、のクールな奈央さんのボーカルも光る
One and Only(アルバム・ヴァージョン) は、ちょっとスローにアレンジしてあって、
僕はこっちの方が好き
DOUBLE OR NOTHING(ヒップ・ホップ・ミックス)と Why?(ディスコ・ヴァージョン)は、
よりダンサブルにアレンジ。　
これもイイ

とにかく、このユニットの魅力は、當山奈央のプチハスキーでクールなボーカル
R&Bテイストでファンキーな楽曲に見事にハマリ、他のガールズユニットとは、
完全に一線を画していた

COLORはこの後、セカンドアルバム「Love Execute」を発表後、門田こむぎの脱退で解散
所属事務所のアミューズは、新人3人を加えて、Buzyという6人ユニットで再デビューさせるという
愚挙に出て、結局、アルバム1枚リリース後、音もなく解散

幸い、當山奈央は今も音楽活動をやっていて、あるユニットのボーカルとしてがんばっている
今後の活動に期待するのみ

Red Discs　名盤です