audio-technica ATH-IM03 入手

オーディオテクニカのカナル型イヤフォン、ATH-IM03を購入
今までのメインマシン、ゼンハイザーIE-80の座を奪うかどうか・・・







早速、梱包を解いて出してみる
ボディはデカい
低反発フォームのイヤピースが付いている
つぶして耳にはめてみる
しばらくすると体温で暖められて膨れて耳にフィットするらしいが
僕の耳孔ではイマイチ、隙間ができてしまう

普通のシリコン樹脂製のLサイズに替える
やっぱし、この方がフィット
低反発フォームもLサイズ品を同梱して欲しいね
この価格帯の海外製品なら、かなりの種類のイヤピースが付いているので
ちょっと不満

不満と言えば、この製品、非常に付属品が少ない
でっかいケースが付いているのは良いんだが
ケーブルリールもクリップも付いていない
付属品は、上記ケースと、3サイズのシリコン樹脂チップと1サイズの低反発フォームチップ
以上で全部




さて、使用感と音質
まだ1時間も使ってないので、本来の音に到達していないと思うが
簡単に感じるままに書いてみる

　・ボディはデカいが、きちんとはめるとピッタリフィット、気にならない
　・ケーブルは細目で柔らかく、邪魔にならないが弱そう
　・耳の後ろを回す部分のワイヤー入りケーブルは適度な堅さで良いんだが
　　眼鏡をしてると付けにくいので、毎回眼鏡を外してます
　・デカいボディは透明樹脂なので中が見えるが、空間が多くスカスカ
　　不透明な方が良いんではないかい？
　・中高域は緻密な音に感じる、さすが３ウェイBAドライバー(?)
　　だが、ちょっと刺さる感じ、エージング不足か
　・重低音は弱目、これもエージング不足が原因か
　　IE-80の低音が非常に豊富なので、比較するとちょっとね・・・
　・ヴォーカルは非常に鮮明、鮮明過ぎるかも

全体的に、３ウェイBAドライバーらしく情報量が多くワイドレンジ
それでは、IE-80に取って替わるかと言えば微妙
言い換えれば、ダイナミックドライバ１個でここまでの音を出すIE-80をほめるべきか
今回はiPodのApple loss-lessファイルを聴いたので、普通のCD音質
SACDやハイレゾ音源ならIM03の実力を出し切れたかもしれない
ま、しばらく使って、エージングができてきた頃にまた書こう

それにしても、やはりケーブルクリップぐらいは付けるべきだろう
ケーブルが平打ち（断面が無限大記号）なので、手持ちのクリップが合わない