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学習机天板リユース、SPボックス作成 [オーディオ]

学習机の天板は非常に良質の材木
集成材だが、ナラ等の緻密な材質で密度もかなり高い
コレを利用してスピーカーボックスを作成した

SPユニットは、以前に一度ボックスを作ったものの、デカすぎて
どこにも置けなかったので、外して保管していたFOSTEXのフルレンジ
FF225KとトウィーターのFT207Dで、TW付きフルレンジという構成
SP-SYSTEM.jpg

設計は、とにかくサイズ重視で、音響特性は無視
FF225Kなら、最低20Lぐらいは必要だろうが、12Lしかない
バッフル面の幅一杯に20センチユニットが付くデザイン
たぶん低音は出ないが、まあええねん
自作SPは自己満足の世界ですわ

実は、天板が共通のニコイチになってる
これは、上に音源というかプレーヤーとしてのPCと
OLASONICのアンプUA1を載せるため
左右のSPの間は、外付けHDD置き場
音楽DVDやBDのデータがタップリ入っている
これらのライブ音楽を聴きながら、料理する
そうです、ここはキッチンです

では、作り方を次に紹介
板取りして、さあ切断となって問題勃発

ナラ集成材をなめたらイカン
持ってるノコは、ジグソーと手切りの両刃しかない
ベニヤとかラワンなら楽勝なんだが、ナラはめっちゃ硬い
ジグソーで切り始めたが、遅々として進まんし、まっすぐ切れない
刃は悲鳴を上げて、全くやる気なし

で、仕方がないのでコーナンに走り、回転ノコ購入
リョービの6千円程度の安いモノ
でも、さすが
やっぱ、直線切りは回転ノコですわ
あっさり、すぱっと切れました

切り終えて、接合に入る
根がテキトウなので、木ねじとボンドしか使わない
充電式ドライバーに皿もみ付きのドリルを付けて
ねじが入る板面に貫通孔と皿を形成し、接合するコバに合わせて位置決めし
キリでねじ孔の位置に印を付けて、φ2mmのドリルで下孔開け
その後、ボンドをコバにたっぷり塗って、そっと板を合わせて、木ねじ止め
はみ出したボンドをぬれウエスで拭いて、一面接合完成

同様にして
背面板の側面版接合
底板接合
バッフル面接合

次に穴開けに入る
大枚(?)はたいて買ったボッシュのトリマーで
バッフル面に、メインユニット用のφ185mmの穴と
TW用のφ71mmを開ける
ジグを自作して、なんとか成功
背面にφ60mmの穴を開けて塩ビダクト取り付け
側面にφ50mmを開けて、ターミナル取り付け
背面のダクト以外の部分に、グラスウール貼り付け
ターミナルのない側面にも、グラスウール貼り付け
SP-BOX.jpg

各SPユニットを装着
FT207Dは、3.3uFのコンデンサをシリーズにつないで、低域を6dB/octでカット
FF225Kは直結なんだが、必要なら後でインダクターを付けよう
配線をして、動きそうなケーブルはヒートガンでポリエチバーを溶かして固定

最後にに天板を付けるのだが
リワークを想定して、ボンドは使わずに木ねじのみで固定
機密のために、薄目の隙間テープ使用

さあ、聴いてみるぞ
PCでWG.EXEという音源ジェネレーターソフトを起動して、周波数特性をチェック
うーん、予想通り低音が弱い
50Hz以下はほとんど出ていない
120Hz付近に変な膨らみがあり、1KHz以上でも、いくつかのうねりがあり
気になるのは120Hz付近の膨らみなので、ダクトに吸音材を入れて
バスレフ効果を低減
それでは低音が出ないので、アンプでBASS-Boost
これで、まあ聴ける音になった

実際に、KalafinaのBudokanライブBDを聴いてみると
まあ、ええ感じ
ヴォーカルが結構生々しい
ドラムやベースもそこそこ聴ける

以前のFX-120フルレンジ一発SPに比べると、明らかにヴォーカルの
クオリティは上がってる
低音は、エージングが進につれて、良く成りつつある

ま、今後も改良を加えながら、末永く使いたいね
[わーい(嬉しい顔)]

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